俺の一人語り


無知

投稿日時:2018/08/17 20:14


遠いベトナムの地にて。
普段の生活では到底知り得ない。
ヒントがそこには落ちていて。

何も知らずに生きてきた俺は。
日本人であるという事に。
改めて感謝をすると共に。
無知と無力という自分の至らなさを痛感した。

知らないという事は。
実に良し悪し。

時として。
知れて良かったと思える事もあれば。
時として。
知らなくても良かったと思う事もある。

パスポート一つでどこへでも行ける日本人。
これは恐らく。
日本という信頼、ジャパンブランド。
世界に置ける信用度も実に高く。
先人たちの頑張りのおかげであり。
その生き様の上で俺らは。
何不自由なく生きている。

何をするにも。
どこへ行くにも。
日本という国のすごさを思い知り、
誇りを感じるのと共に。

それが当たり前ではない。
という、当たり前の現実を教えてもらったんだ。

海に囲まれた島国のジャパン。
その海を超えた先には。
まだまだ知り得ない現実がたくさんあり。
その全てを知ることは難しく。
むしろ。
そこまで全てを知ろうとは。
正直思ってないのも事実。

でも。今回の人生の旅路で。
好きな事でメシを食ってる道中で。
異国の地、ベトナムで。
俺はそれに出会った。

知ろうと思った訳ではなく。
知りたくないと思っていた訳でもない。
自分が歩いていた途中に。
それは落ちていて。
それを拾ってくれた人がいて。
それがなんともナチュラルに心に刺さった。

その事がなければ。
俺は今でも何も知らずに生きていた。
自分の置かれた環境に感謝する事もなく。
何も考えずに。
ただただ酔いしれていた。

異国の人から見る日本。

日本という国に。
日本人よりも魅力を感じていて。
日本人よりも日本が大好きで。
日本人よりも日本の凄さを知っている。

一生懸命日本語を勉強して。
日本という国を理解して。
溶け込もうと努力をしている。

今のこの当たり前の環境で、
ぬくぬく育ってきた俺は。
その裏側や全然知らない場所で。
そこまでの努力をしている人がいるなんて。
知る由もなかった。

当然。
それぞれに人生があり、
そこには一人一人違う生き様がある。

それぞれの道を歩いてる途中で。
お互いの人生がクロスする時。
その時はお互い楽しもうぜ。
って笑いあえる。
そこに国籍は関係ない。

ただの情報ならば。
映像とか文とかネットとか。
デジタルを通じて知り得ることは出来る。

でも、自分の足で。
アナログで出会った情報は。
より純度が非常に高いという事を。
改めて教えてもらった。

髪を切るという作業は。
俺の想像以上に。
コミニュケーションのツールになり得る。

ボールは友達。
一度一緒にボールを蹴れば。
お互いがなんとなくわかる。
サッカーのそれと感覚は近いのかもしれない。

帰国後。
そんな事をずっと考えていた。

誰に影響力がある訳でもない。
誰かを変える事ができる訳でもない。
でも。
自分を変えることはできる。

自分の目で見て、肌で感じた感覚を。
今後に活かす事はできる。
それは自分のやり方で。
俺は俺にできる事を。
日々、やり抜く事しかできない。

ジャパンプライドを胸に。

どこの国だろうと。
なんの人種であろうと。
同じ人間であるならば。

楽しむ事を望んでいるはずだ。
自由である事を望んでいるはずだ。
平和である事を望んでいるはずだ。

そこに国境はありえない。
BORDERLESSであるに違いない。

誰もが望んでいることは。
peaceであり。
freedomであるに違いない。

俺は。
この看板を下ろすつもりはない。
それらを胸に。
前を向いて進みたい。
自分らしく。
俺は俺のやり方で。

それが。
国境を超え、国籍を問わず。
誰かの胸に刺さるなら。
こんなに嬉しい事はない。

人生全ては経験値。
これに尽きる。

そして。
全てにおいて感謝である。

ありがとう。
Special Thanks。




















VIVA!!  freedom!!