土曜夜22時30分。
夜行バスで大阪へ向かう。バス車内、寝ながらお茶を飲み、
そのまま寝落ちしてこぼすという失態。。笑
翌朝6時に難波へ到着。
土日で開催されているクラフトパーティー出店参加。
その後、新幹線に飛び乗り帰京。
家に着いたのは深夜1時。
文字通り、大阪への弾丸ツアーである。
今回参加してくれた3人の熱い仲間。
感謝。
難波から会場のある南港方面に移動。
早朝の大阪の海の風が冷たく刺さる。
暖かい場所を求めるが周りには何もなくコンビニですら無い。
駅から会場までの道のりが遠い。
ただひたすら歩きながら空腹を我慢。
たどり着いた近くのホテルの朝食ビュッフェ。
入ってから値段を知り驚愕。。
「食わなきゃ損」と、たらふく食した後のコーヒー。
至福の時。
スイッチを切り替え。
前日からの前乗り組二人と合流。
前日の話なんかを聞きながら脳内イメージ。
会場はとてつもなくでっかく。
想像を超えていた。
ワクワク、ドキドキする感じ。
不安と緊張も入り混ざる。
うん。この感じ。久しぶりだ♪
自分がデザインしたものを形にする。
商品を眼の前でお客様が見て評価を頂く。
不安というのは、
商品を見てお客様はどう思うのか。
お金を出してもらえる価値があるのか。
緊張というのは、
ただ、自分が欲しいから、使いたいから。
欲しいものがなけりゃ作っちまえ。
そんな理由で始めたただの素人が。
それだけ多くの多彩なクリエイターが集まる中で。
この場にいてもいいのだろうか。
でも。これが俺たちの魂だ。
いろんな感情が入り混じるのが正直な気持ち。
一日目の結果は驚くべきものではなく、
想定内の敗北感。
そりゃーいきなりは上手くはいかない。
その中でどうするか。
とにかく当たって砕けるしかない。
ありのままを見てもらうほかない。
ダメでもともとなのだ。
いざ開場。
人がどんどん押し寄せる。
クリエイター達の顔つきが変わる。
皆、真剣勝負だ。
所狭しと並ぶ素晴らしいハンドメイドの数々。
会場内を全部見て回っても軽く2時間。
その中を1〜2万人の人々が見て回る。
俺もほぼ全てのブースを見させてもらった。
どれも本当に素敵だった。
何よりも。作り手の思い、想い。
これが胸に刺さる。
情熱による色が本当に全部キレイだった。
それぞれの個性がひしめき合う。
freedomでpeaceな空気が漂う。
適度な緊張感もまたピリッとする。
それぞれの色がキレイに出ていた。
時間は10時から17時まで。
うちの店の調子はといえば。
昼過ぎまで全く売れず。
手に持ってくれる人はいるが、やはり売れない。
そんな人たちの目線、表情、動作、雰囲気。
それら全てから買わずとも伝わる何か。
売る事が全てではない。
知ってもらう事も重要で。
何よりもまず、楽しむ事。
それでも結果が出ないとだんだん不安になるもんである。
お昼も過ぎてこのパーティーも後3時間あまり。
このまま東京には帰れない。
そう思った時。
風は吹いた。
午前中に見に来てくれたお客さんが戻ってきてくれた。
「また来ちゃったよ〜!!」と。
その方は。
「俺の財布」を買ってくれた。
そこからは奇跡の連続だった。
何人も何人も店の前で足を止め。
商品を手にとって見る。
即決で財布とキーケースを買って頂く方や。
悩みに悩んで買ってくれる方もいて。
自分たちで作った物を。
こんなに嬉しそうに買ってくれるなんて。
「これかっこええわ!!」
「抜群のネーミングセンス♪」
「お洒落やねー!!」
いろんな声が胸に響いた。
ネット販売では伝わらない生の声が。
本当に嬉しかった。
「ありがとう」の連続だった。
パーティーも終わり。
新幹線までのわずかな時間で。
難波に戻り。
みんなで稼いだ金で焼肉を食った。
最高だった。
美味くて美味くてしょうがなかった。
売り上げも全員で山分け♪
最高の気分だ。
たくさん反省点もあるし、課題も多かった。
でも俺の心には同じぐらい大切な財産も残った。
焼肉後はダッシュで一瞬の道頓堀。
酒が周りながらグリコを拝み。
御堂筋線で新大阪へ。
3分でお土産を買い。
新幹線に飛び乗った。
新幹線では皆爆睡。
いい旅だ。
3人の熱い心ある仲間たちよ。
本当に本当にありがとう。
美容師も素晴らしい遊びだ。
ハサミ持って、ハケ持って。
生の声が毎日聞けて、笑顔が見れる。
温度や空気感をその場で交換できる。
クラフターやクリエイターって遊びもまた素晴らしい。
自分でイメージしたものを作って、
試行錯誤を繰り返し、生み出す。
作品を通じて人とつながる。
どっちも。
目の前で笑ってくれればそれでいい。
今回も改めて思った。
自分の人生を遊びつくす。
これだけが最強の武器である。
あぁ〜。楽しかったな〜。




VIVA!! freedom!!