昨今。
世間を賑わせております理美容業。
こんなにも騒がれる事って。
いまだかつてあったかしら。
国会で大臣が答弁する。
「髪を切るというのは生活に必要なサービスだ。」
お偉いさんが集まる作戦会議で。
こうも高々と我々の業界が叫ばれる。
そんな事ないんでない?
でもよ。
俺たちの持ってる資格って。
「国家資格」
なんだよね。
国家が認めた免許なんだ。
運転免許証みたいなもんで。
美容師免許持ってなきゃ、人の髪切っちゃいけないんだから♪
その昔、【カリスマ美容師】と呼ばれる人たちが。
グングン突き進みながら。
テレビという場を開拓し。
「ビューティーコロシアム」とか。
そんなのが流行。
「apish」「ACQUA」「PEEK-A-BOO」
といったサロンが一躍有名になり。
雑誌を開けば、
モデルさんよりも美容師が目立っていたり。
「美容師」という職人たちの社会的地位を。
ある一定の高さにまで引き上げ。
「表参道」「原宿」「青山」
なんてワードのブランド化に貢献。
「美容師=オシャレ」
そんなイメージを世間に定着させた。
「結果を出せば夢がある」
そんな背中を見せてくれた大先輩たちもいて。
とか言いながらも。
俺、そんなに知らないんだけど。。笑
でも唯一。
「ACQUA」の野沢さんとは、
昔フランスのパリで一緒に行動させてもらったことがある。
彼女なのか、秘書なのか。
すんごいいい匂いのする美人ちゃんを常に横に置いて。
サラッと言い放った姿や言葉が目に浮かぶ。
開拓の裏の思いには。
「美容師はもっと評価されるべきだ」
「美容師の社会的地位を上げたい」
こう言っていたのを思い出す。
ある意味では、認められたのかもしれませんね。
まぁ、全然違うスタンスで。
目指す場所も全く違うけど。
同じ「鋏」を持つ者として。
あらゆることに感謝しながら。
日々、ベストを尽くす。
これに尽きるんですな。
美容師であることを。
誇りに思いながら。
今、このご時世を生きようと思います♪
VIVA!! freedom!!