自由帳


我々の業界

投稿日時:2020/04/11 18:09


昨今。

世間を賑わせております理美容業。

こんなにも騒がれる事って。

いまだかつてあったかしら。

国会で大臣が答弁する。

「髪を切るというのは生活に必要なサービスだ。」

お偉いさんが集まる作戦会議で。

こうも高々と我々の業界が叫ばれる。

そんな事ないんでない?



でもよ。

俺たちの持ってる資格って。

「国家資格」

なんだよね。

国家が認めた免許なんだ。

運転免許証みたいなもんで。

美容師免許持ってなきゃ、人の髪切っちゃいけないんだから♪



その昔、【カリスマ美容師】と呼ばれる人たちが。

グングン突き進みながら。

テレビという場を開拓し。

「ビューティーコロシアム」とか。

そんなのが流行。

「apish」「ACQUA」「PEEK-A-BOO」

といったサロンが一躍有名になり。

雑誌を開けば、
モデルさんよりも美容師が目立っていたり。

「美容師」という職人たちの社会的地位を。

ある一定の高さにまで引き上げ。

「表参道」「原宿」「青山」

なんてワードのブランド化に貢献。

「美容師=オシャレ」

そんなイメージを世間に定着させた。


「結果を出せば夢がある」

そんな背中を見せてくれた大先輩たちもいて。

とか言いながらも。

俺、そんなに知らないんだけど。。笑

でも唯一。

「ACQUA」の野沢さんとは、
昔フランスのパリで一緒に行動させてもらったことがある。

彼女なのか、秘書なのか。

すんごいいい匂いのする美人ちゃんを常に横に置いて。

サラッと言い放った姿や言葉が目に浮かぶ。

開拓の裏の思いには。

「美容師はもっと評価されるべきだ」

「美容師の社会的地位を上げたい」

こう言っていたのを思い出す。



ある意味では、認められたのかもしれませんね。

まぁ、全然違うスタンスで。

目指す場所も全く違うけど。

同じ「鋏」を持つ者として。

あらゆることに感謝しながら。

日々、ベストを尽くす。

これに尽きるんですな。


美容師であることを。
誇りに思いながら。

今、このご時世を生きようと思います♪


VIVA!!  freedom!!