自由帳


ふと思う朝

投稿日時:2015/12/19 08:40


朝起きた。
喉が痛い。
声ガラガラ。

まぁ。生きてるからいっか。

店に来て。
コーヒーを飲み、タバコを吸う。
ミスチルを聞く。
うん。いい朝だ♪

昨日、お客さんと話した会話を思い出した。

25、6歳の時。
現実に嫌気がさして。
パッとアメリカに行き、ハワイに行き。
約1年生活してたそうだ。
今は1児のママ。

素晴らしい行動力。

思えば。
25、6歳の時。
そんな風に考えた事もあった。

そんな時。
東北の震災が起こった。

敬愛、尊敬する心の師匠が。
東北でビレッジを立ち上げ。
現在までに何万人もの人々を受け入れ。
ひたすらボランティアをしていた。

俺にも何か出来る事は無いのかと。
何も考えず。
その時、東京にいたそのお方に会いに行った。

その人に聞いた。
「はさみを持って、俺に何か出来る事無いですか?」
と。

その人は言った。
「お前な。みんな生きるか死ぬかで困り果ててるんだ。
向こうからしたら、全然知らない人が突然来て、
「はい、髪切りますよ〜!」って言ったところで、
何も嬉しくない。今じゃないんだ。
それよりも、困ってる人が何に困ってるのか。
家に瓦礫が流れ込んで、道が瓦礫でふさがちゃって。
みんなおじい、おばぁでどうしようも出来ない。
その困ってる事を、一緒に解決して初めて信頼関係が生まれる。
そこから自分の得意技を出すのは全然ありだぜ♪」

何も言えなかった。
その人はこうも言った。

「一人ボランティアでホストの奴がいるんだよ。
そいつは一緒に瓦礫を撤去しながら、
夜、酒を飲みながら得意のホストトークで、
何人ものおばぁを笑わせるんだ♪
そういう事なんだよ。」

20歳でBARを出店し、2年で4店舗まで広げ、
あっさり辞めてプータロー。
かと思えば自伝を出すために出版社を立ち上げ、
どん底借金状態からベストセラー連発。
それもあっさり辞めて奥さんを連れて世界一周。
帰ってきたと思ったら、沖縄で自給自足ビレッジを始め、
観光地にし、軌道に乗ったらまた辞める。

今は、何個かの会社の代表&旅人の自由人。
子ども二人の家族4人で世界一周、
現在ハワイに移住中。
ってなスーパーかっこいい生き方をしている。

そんな「高橋歩」という人に直で言われた言葉が。
今も俺の心に突き刺さっている。
歩さんのあの言葉が。
今の俺を動かしている。

美容師だろうがなんだろうが。
そんな事は関係無い。
一人の人間としてどうあるべきか。
商売ってもんがどういう事なのか。

そんな事を真剣に考えさせられる瞬間であった。

いつまでも自分を成長させたい。
いつも心にfreedom。
これを忘れず。

さぁ、今日もご予約完売御礼♪

得意技を振りかざし、
一日遊びまくるぜ!!

朝、コーヒーを飲み。
タバコを吸いながら。
ふと。そんな事を思った♪




















VIVA!!  freedom!!