自由帳


22

投稿日時:2025/12/15 18:27


【質問シリーズ】

「何歳から美容師をやっているの?」

高卒からだから18歳かな?

19歳になる歳に始めたので、
気がつけばあの日からもう22年が経ちました。

22年前にこの世界に足を踏み入れた時は、
まさか今のように自分でお店をやっているなんて思ってなかった。

高校卒業と同時に、
仕送りなど全く無く家を出て始めた一人暮らし。

お金もなくて、
時間もなくて、
毎日が必死で。

先の事を考えてる余裕なんてなかった。

技術も身につけないといけないし、
自分で生活もしていかないといけないし。

美容師を始めた最初の3年ぐらいはとにかく必死。

5年目の時にお店の店長を任されるようになって。

下手なりに成長のスピードは早い方だったし、
会社からの期待を背負っていたのは感じてたけど。

何かが物足りなくて、7年で会社を辞めた。

自分の顧客が全くいない外の世界に出てみたら。

井の中の蛙もいいとこで。

自分の現実を思い知って、
収入も美容師としてのプライドも地の底まで落ちた。

夢とか希望とか。
そんなうんちくを語る余裕なんてなくて。
とにかく今稼がないと、明日食べるメシがない。

絶対に這い上がってやると。
自分の中の野心は燃やしながら。
プライドは捨てて、大事な物を売って。
思いつく限りでやれる事は全部やった。
毎日を生きるのに必死だった。

それでも。
意地だけで立ち続けて、7、8ヶ月が経った頃には。
前にもらっていた給料を超える事ができた。

そこからは。
ボロボロになった美容師としてのプライドを、
少しずつ少しずつ取り戻して。

3年が経過した頃。
自分の中である自信が湧き始めた。

「もう、あの時以上に落ちる事はないだろう」

一度自分のどん底を知ると、人は強くなれる。

そんな時に思い立って作ったのが「hair bar freedom」だ。

もう一度言うけど。
美容師を始めたあの時。
 今のような未来が待っているなんて夢にも思ってなかった。

自分のあるべき姿を見失い。
自分を取り繕っていた安っぽいメッキはすぐに剥がれ。
生身の自分になった時の弱さを思い知って。
「もうダメだ」と思うことも何度もあったけど。

どうにか。
必死で動き続けていれば。
未来への道を作る事が出来る。

今の自分から、
あの時の君にエールを送る事ができるなら、
こう言ってあげたい。

「大丈夫。
今は自分を信じて、目の前の事をとにかく必死にやり続けるんだ。
結果は後からついてくる」

そうすれば、君もいずれリフォームマスターだ!!

えっ?
そっち??笑

って事で、あの日から22年が経った今。

俺は古民家を自分たちで再生させてゲストハウスを作る!
という。。
リフォームマスターになろうとしているのです。

いやー。
マジで人生わからんもんやで。

ご清聴、ありがとうございました!!!

続きは、
俺の著書「Freedom Journey」を読んでみて下さい♪

VIVA!!  freedom!!