自由帳


挑戦者

投稿日時:2021/04/28 21:02


中学の時。

先生だった「けいた」が教えてくれた。

卒業する時に書いてくれたメモ。

「温かい温泉にはいつまでも入っていたくなる。
でも、いつまでもそこに留まるわけにはいかない。
いつかはそこから出て、服を着て歩いて行かないといけない。
その時の準備を常にしておくように」

この言葉は今でも脳裏に刻まれていて。

その時のメモのコピーをいつも持ってる。

そんなけいたも今や校長先生だ。


人間誰でも居心地のいい場所に居続ければ。

その場所が心地良くなって。

そこから抜け出すのが嫌になる。

その状況が続けば。

気が付かないうちに現状に甘えが出る。

自分の力は落ちていき、感覚も鈍る。

それさえ気付かずにその場所に居続ける。

ある時、ポンと外に飛び出てみると。

自分の力の無さに気付かされる。

井の中の蛙であった現実に直面する。

そんな自分を甘やかしてくれるほど社会は甘くない。

だからこそ。

常に自分をアップデートしておく必要がある。

現状に満足するなんてありえない。

その時点で何かが終わってるんだ。

自分の中で「満足感」を得たときには。

その物語は終わってる。

そのとき、次へのイメージができてなければ。

その物語の中で井の中の蛙になってしまう。

俺がよく言う「常に挑戦者であれ」って言葉。

これはそんな意味がある。

ちっぽけなプライドを握りしめるぐらいなら。

そんなのは捨てて、0から新しいことを吸収した方が。

遥かに人間としての幅が広がる。

手っ取り早いのは。

新しいことを始めることだ。

まだ自分の中で未知の世界に足を踏み入れること。

そうすると。

いかに自分が無知だったか。

どこまでも自分の力の無さを実感する。

だからこそ危機感を覚え、人は学ぼうとする。

そうやってしがみついていくことで。

気がついたら自分の力になってる。

「常に自分は雑魚である」

って事を自覚するにはこれが一番手っ取り早い。

ビビる必要はない。

誰だって最初は初心者。

恐れず学べばいい。

ちょっとの成功を手にした所で。

それはもうすでに過去だから。

自分の人生をエンジョイしながら未来を作る。

俺はいつもそんな感じ。

だから今もそんな感じ♪


VIVA!!  freedom!!