自由帳


トム

投稿日時:2020/01/24 19:33


初めてのお客様。

アポ無しでのご来店。

彼はアメリカ人の男だ。

「ハロー!」

どうやらカットがしたいらしい。

「今すぐは厳しいから1時間後に来てくれ。」

なんちゃってイングリッシュトーク炸裂。

「OK!分かったよ」

彼が帰った後、ふと思った。

「あっ。名前聞くの忘れた。。」

でも、すぐ来るし。

まぁ、ええか。

その時、俺は思った。

なんとなく。

どことなく。

「トムっぽい。名前がトムっぽい。。
うん。彼はトムだ。絶対にトムだ。」

と、俺は思った。

1時間後。

彼は来た。

バリカンでバチっとフェードを決め込み。
サイドにバチっとラインを入れ込み。

片言の日本語を交えながら。

中学生以下のイングリッシュを交えながら。

チューニングを合わせていく。

フィーリングが合っていく。

会話も一頻り盛り上がり。

そう言えば。

「ユアネームプリーズ!!」

「オー!そう言えば伝えてなかったね。
俺の名前はトム!!!!!
トムさ!!!!」




凄くね?

俺、凄くね??笑

「ワーオ!!!トム!!!
実は一眼見た時から君はトムだと思ってたんだ!!」

「なんだって?
こんなミラクルが合っていいのか?
ワーオ。。嘘みたいだ。。」

(3倍盛り。。笑)

なんて具合にトークは進んで。

彼は、
「グレート!!パーフェクト!!」

と、叫びながら帰った。

俺の直感。

凄くね??笑

そんなトゥデイ。。

VIVA!!  freedom!!