初めてのお客様。
アポ無しでのご来店。
彼はアメリカ人の男だ。
「ハロー!」
どうやらカットがしたいらしい。
「今すぐは厳しいから1時間後に来てくれ。」
なんちゃってイングリッシュトーク炸裂。
「OK!分かったよ」
彼が帰った後、ふと思った。
「あっ。名前聞くの忘れた。。」
でも、すぐ来るし。
まぁ、ええか。
その時、俺は思った。
なんとなく。
どことなく。
「トムっぽい。名前がトムっぽい。。
うん。彼はトムだ。絶対にトムだ。」
と、俺は思った。
1時間後。
彼は来た。
バリカンでバチっとフェードを決め込み。
サイドにバチっとラインを入れ込み。
片言の日本語を交えながら。
中学生以下のイングリッシュを交えながら。
チューニングを合わせていく。
フィーリングが合っていく。
会話も一頻り盛り上がり。
そう言えば。
「ユアネームプリーズ!!」
「オー!そう言えば伝えてなかったね。
俺の名前はトム!!!!!
トムさ!!!!」
凄くね?
俺、凄くね??笑
「ワーオ!!!トム!!!
実は一眼見た時から君はトムだと思ってたんだ!!」
「なんだって?
こんなミラクルが合っていいのか?
ワーオ。。嘘みたいだ。。」
(3倍盛り。。笑)
なんて具合にトークは進んで。
彼は、
「グレート!!パーフェクト!!」
と、叫びながら帰った。
俺の直感。
凄くね??笑
そんなトゥデイ。。
VIVA!! freedom!!