自由帳


your name

投稿日時:2016/07/27 19:28


あの頃は。
まだ学生。

友達ん家で。
ギターを弾きながら、聞きながら。
彼の歌声を聴いた。

鳥肌がたったのをよく覚えている。

あれは確か横浜アリーナ。
他のバンドのステージを見て、
隣にいた彼が一言つぶやいた。

「ここだな。優勝は。」

俺は聞いた。
「なんでそう思う?」
「クオリティーが全然違う。絶対ここだよ♪」

1時間後。
トロフィーを掲げていたのはそのバンドだった。

その後。前年優勝者として。
彼は横浜アリーナのステージの上で輝いていた。

高校生のバンド日本一を決める大会だ。
彼のバンドは前年のチャンピオンバンドだった。

地元じゃ有名で。
俺ら友達の間では。
「あいつらは絶対売れる。」
って確信してた。

当時、10000枚限定の新星堂で売り出した伝説の100円CD。
毎日毎日聞いていた。
今じゃヤフオクで2万円等で売られている。

すき家で共にメシを食い。
オアシスを一緒に聞いて歌った。

君の名は。
「野田洋次郎」
「RADWIMPS」
今じゃ若者に絶対的な人気バンドで、
全曲作詞作曲を手がける圧倒的フロントマンだ。

ボーカルの野田とはそんな感じで絡んでいた。
ギターの桑原の家に行き朝までギターを弾いてたり。

気づけば。
全く手の届かない場所へと活躍の場を移しているが。
あの頃の記憶はリアルに残っている。

到底足元にも及ばないが。
それぞれのフィールドで生きている。

新宿で見かけたポスターで。
久々にグサッと胸に刺さった。
映画「君の名は。」
全てのサウンドをRADWIMPSが担当。
8月26日 ROADSHOW

アニメは別に好きじゃないけど。
なんとなく見てみようと思う。

何かの映像で。
ミスチルの桜井さんと野田がステージで歌ってるのを見た時。
マジで鳥肌がたった。

あの時感じた彼のセンスは本物であった。
あの時感じた俺のセンスも偽物ではなかった。

ありがとう。

俺は俺のステージで頑張ります♪

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yojiro noda
radwimps





















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